[RockBikes]たってあるいた自転車メーカーの話

各メーカー新車発表もひと段落しまして

展示会シーズンもそろそろ終わりです。

今年もいくつか足を運んで実物を見てきましたが、

その中から本日はロックバイクス

やっぱり面白かったのでご紹介したいと思います。

 

[RockBikes]たってあるいた自転車メーカーの話

なんのこっちゃなタイトルですが、、、

 

僕は本が好きで割となんでも読みますが、

一番好きな絵本は?と聞かれたら迷わず挙げるのが↓

 

「コーネリアス たってあるいたわにのはなし」

 

小学生の時スイミーって読んだ方も多いと思いますが、

あの作者レオ=レオニの絵本です。

 

たまごが かえると

ちいさな わにの こどもたちが

はいだしてきます。

けれど コーネリアスだけは

たってあるいてでてきます。

 

おおきくなったコーネリアスは言います。

「ぼくには草むらのむこうが見える」

ですが他のワニたちの反応は

「それがどうしたっていうのさ?」

「うえから魚が見えるよ!」

「へえ それで?」

 

コーネリアスはおこって

かわぎしを出ていきます。

 

まもなくコーネリアスはサルに出会います。

「ぼく立って歩けるよ!」

コーネリアスはサルに自慢そうに言います。

 

するとサルは

「ぼくはさかだちができる」

「しっぽでぶらさがるのも」

 

コーネリアスはサルに手伝ってもらって

サルの特技を一生懸命練習します。

「ちょっとたすけてもらえば できるさ」

 

さかだちとしっぽでぶらさがるのを覚えたコーネリアスは

むねをはってかわぎしに戻ります。

 

「みろよ!」さかだちをして

コーネリアスはほかのワニたちにいいます。

「それにしっぽでぶらさがれるよ。」

「へえ それで?」

ほかのワニたちがいったのはそれだけ。

 

がっかりしたコーネリアスは

サルのところへもどることにしました。

 

そこでふと振り返ると、、

 

今読み返しても最高の話♪

もう何度読んだことか!

図書館にも絶対あります。

気になる方は↓

ということで話を自転車に戻しますと、

毎年毎年各メーカーから新車が発表されるのですが、

そのほとんどは色やコンポーネントの違い、

スペックの見直しと少しの軽量化などマイナーチェンジ程度。

奇をてらったアイデアはあっても革新的な変化はない

もしくはそれが定着しない場合がほとんどです。

 

そのなかで他とはちょっと違う

自分たちが本当に乗りたいと思う等身大+αの自転車を作っているのが

ロックバイクスです。

 

↓とか

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↓とか

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↓とか

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長くなるので細かいスペックや特徴は割愛しますが、

どのバイクも各所に散りばめられた「らしさ」と「こだわり」

「ストリート」とかいっちゃうと安っぽいカテゴライズになっちゃいそうだけど、

普段使いの自転車に個性と質が上手く混ざり合ったちょうどい感じ。

 

その中でも今回異彩を放っていたのが

新型DEUCE

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フロントシングルに大きなスプロケ、

ワイヤー引きのディスクにギンギンに詰まったリアセンター。

スペックを挙げればそんなとこですが、

なんといっても秀逸なのはその見た目とカラーリング。

 

機能がどうとか、コンポが何とかは二の次で

自転車に限らずそのモノを愛せるかどうかの基準って

やっぱり見た目だと思っておりまして。

その点このメーカーは最高かと☆

もちろんパーツもいいですが♪

 

これに乗って移動している自分を想像するだけでワクワクしますね笑

モノを所有するってことはそういうことだと思いますよ。

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ちなみにこのDEUCE(デュース)は完全受注生産で

納期は来年1月末頃、価格は¥220000(税別)。

10月いっぱいならなんとか間に合うそうなので

気になった方はお近くの販売店まで!

 

ということで今年もロックバイクスを

取り扱いさせていただくことになった当店には

安定のGREED 530,560各1台づつ入荷しております↓

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毎回同じで恐縮ですが、

この自転車が好きなんでしょうがないです。

前回のブログはこちら←クリック

クロモリでホリゾンタルで

27.5タイヤでちょうどいい太さで

油圧ディスクでフロントシングルでなんて

ロックバイクスならではです。

 

価格は¥92500(税別)

普通のクロスバイクを探されてるお客様には

少し高価に感じるかもしれませんが、見た目もスペックも◎

お金ってそのモノに対する愛の数値化ですからね☆

 

立って歩いてその草むらの向こうを見ている彼らには

スポーツバイクの近い将来がきっと見えているはず。

新興メーカーの彼らが本当に乗りたいバイクを作り続けて

ふと振り返ると他のメーカーも同じようなのを作っていて、、。

そしたら自転車業界の、ひいては街の景色も少しは変わるかもなんて。

 

アンダーグラウンドとオーバーグラウンド、

マイナーとメジャー、

世の中の文化は下が盛り上がれば上は必ずもっと盛り上がる♪

 

ロックバイクス TOKYO 、ロックバイクス SHIBUYA、

そして今度はロックバイクス KOENJIと

徐々に盛り上がっているロックバイクス。

もう「へぇ それで?」とは言わせない台風の目(になってほしい!)

 

ということでご来店、お問い合わせお待ちしております。

長文失礼致しました。

 

余談ですが、

家で使ってるマグカップもコーネリアス。

伊豆の熱川バナナワニ園で買ったんだよな〜笑